梅毒
梅毒とは
梅毒は昔から代表的な性感染症として知られており、戦前では不治の病として恐れられていた疾患です。しかし、現在では治療薬も普及しているので、治療することが可能です。2000年代前半は全国で数十人程度の感染報告者数だったものが近年急拡大しており、特に20代の若年層を中心に年々増加傾向にあります。
梅毒の原因
梅毒は、トレポネーマ・パリダムという細菌によって引き起こされる性感染症です。性的接触を通じて感染することが一般的ですが、妊娠中の母親から胎児に感染する母子感染(先天梅毒)もあります。
梅毒の症状
梅毒の症状は感染の段階により変わり、通常3つの段階で進行します。
第1期:
感染から3週間から3ヶ月程度が経過した段階で、性器・肛門・口などに3mm~3cm程度の大きさの「できもの」や「しこり」ができます。またリンパ節などが硬く腫れることがあります。これらは1ヶ月程度で自然に消失しますが、感染は継続しています。
第2期:
感染から3ヶ月以上が経過すると、手のひらや足の裏、四肢、体に、梅毒性バラ疹と呼ばれる赤色~褐色の淡い発疹が出てきます。また頭皮、全身の脱毛や、皮膚の一部が白くなるなどの症状が現れることもあります。この段階では感染力が高く、他の人に感染させるリスクがあります。
第3期:
発症から3年~10年以上経過すると、全身の皮膚や骨、筋肉、また肝臓や腎臓といった臓器に硬いしこりやゴムのような腫れが出てきます。
更にこのまま放っておくと心臓血管系、中枢神経系にまで病状が進行し、最悪の場合には死に至るケースがあります。ほとんどの場合、第2期までに何かしらの自覚症状が出るため治療につながりますが、潜伏期間が長い病気でもあるため、気付かない間に感染を広げてしまっている可能性もあります。
第1期:
感染から3週間から3ヶ月程度が経過した段階で、性器・肛門・口などに3mm~3cm程度の大きさの「できもの」や「しこり」ができます。またリンパ節などが硬く腫れることがあります。これらは1ヶ月程度で自然に消失しますが、感染は継続しています。
第2期:
感染から3ヶ月以上が経過すると、手のひらや足の裏、四肢、体に、梅毒性バラ疹と呼ばれる赤色~褐色の淡い発疹が出てきます。また頭皮、全身の脱毛や、皮膚の一部が白くなるなどの症状が現れることもあります。この段階では感染力が高く、他の人に感染させるリスクがあります。
第3期:
発症から3年~10年以上経過すると、全身の皮膚や骨、筋肉、また肝臓や腎臓といった臓器に硬いしこりやゴムのような腫れが出てきます。
更にこのまま放っておくと心臓血管系、中枢神経系にまで病状が進行し、最悪の場合には死に至るケースがあります。ほとんどの場合、第2期までに何かしらの自覚症状が出るため治療につながりますが、潜伏期間が長い病気でもあるため、気付かない間に感染を広げてしまっている可能性もあります。
六本木クリニックの治療方針
梅毒は、病期が移行期間に入った際には一過性に症状が不顕在化するため、治ったと勘違いする方もいます。しかし、梅毒は感染すると無治療で治癒することは絶対にございません。
梅毒に対しては、抗生物質の内服もしくは注射で治療をします。治療後には血液検査で抗体値を測定し、しっかりと治癒していることを確認しましょう。
六本木クリニックでは、梅毒に対して迅速で確実な治療を提供し、患者様の健康を最優先に考えています。梅毒は放置してしまうと時間と共にどんどん重症化してしまいます。少しでも気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。
梅毒に対しては、抗生物質の内服もしくは注射で治療をします。治療後には血液検査で抗体値を測定し、しっかりと治癒していることを確認しましょう。
六本木クリニックでは、梅毒に対して迅速で確実な治療を提供し、患者様の健康を最優先に考えています。梅毒は放置してしまうと時間と共にどんどん重症化してしまいます。少しでも気になる症状がある場合は、お早めにご相談ください。