医師紹介

私が医師を志したきっかけは、高校生の時に大好きな親戚のおじさんが突然亡くなってしまったことでした。当時は病気の詳しいことはわかりませんでしたが、言葉にできない悔しさや無念を感じたのを覚えています。

医師となり、おじさんのかかってしまった病気も含め、多くの病気に関してその発症や重症化を予防できることを学びました。しかし、忙しい日々の中で予防を意識するのは難しく、正しい医学の情報を得ることすら一苦労です。そのため、医師や看護師らが身近な存在になり、クリニックを日頃から「病気」だけではなく「健康」に関心をもっていただけるようなきっかけづくりの場にしたいと考えております。

当クリニックの特徴は救急や総合診療医らによる全人的医療がベースにあり、それに加えて大学病院などに所属する各専門医のバックアップがあることです。
医師が1人で開業することが多い日本では、どうしても最新の知見に触れる機会が減ってしまうため、アップデートするのが大変です。しかし、医学は目まぐるしいスピードで進歩しており、エビデンスに基づかない診療は患者様の不利益になってしまいます。そこで専門医チームの連携により、最適な治療方針を患者様に提案させていただけるよう努めてまいります。

また、私は自衛隊医官の頃に離島において「Dr.コトー状態」だった際にあらゆる疾患の患者様から学ばせていただいた経験が背景にあり、基本的に「専門外だから」と診療をお断りすることは致しません。初期対応させていただいた後に必要に応じて適切な医療機関への紹介もさせていただきます。
もし大きい病院の救急外来（ER）にいくか悩んでいましたら、ぜひまずは当クリニックへお越しください。地域のお子様からご年配の方々まで、性別や国籍に関わらず、気軽にご相談いただける「かかりつけ医」を目指して参ります。

なお、忙しい日々の中で、クリニックの待ち時間や繰り返しの問診など患者様のストレスを解消すべく、当クリニックではオンライン診療はもちろん、対面診療においてもインターネットやスマートフォンなどを活用し、スキマ時間でも通いやすいクリニックを目指しています。

些細な相談でも結構ですので、お気軽にクリニックのドアを叩いていただければ幸いです。