Category 症状について
性感染症
性病や性感染症は、病気の原因となるウイルスや菌が泌尿器やその周辺、精液、腟分泌液、血液などにいて、性的接触によって粘膜から移る病気です。特殊な状況での感染もありますが、誰でも日常の生活の中で感染する可能性があると言えます。つまり、性感染症は誰にでも起こり得る健康問題なのです。
性感染症の症状は、感染した病原体や感染部位により異なりますが、症状が全く現れない場合もあります。しかし、症状はなくとも他人に感染させる可能性があるため、性的接触があった場合には定期的に検査を受けるようにしましょう。
当院では、そうした性病や性感染症について診察を行っております。
性感染症の感染が発覚した場合は、早期の診断と適切な治療が必要となります。またパートナーにも感染しているリスクが高いため、同時に治療を行う必要があります。性感染症は主に尿検査や血液検査によって診断され、治療は感染した病原体に対する抗生物質や抗ウイルス薬などの薬物療法が行われます。
よく、受診にあたって「局部を見せないといけないのではないか」と言われることが多いのですが、実際には性器そのものに腫れや発赤などの異常がない限り、下着を脱いでいただくことはほとんどありません。多くは問診での症状の聞き取り、また尿検査などによって診断をしますので、「恥ずかしい」といった感情を持たれることなく、少しでも気になる症状がある場合は、お早めに当院までご相談ください。